坊譚

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弥生文化博物館に行ってきました

DSCF0333.jpg私は博物館が好きです。絵を描くのが好きなので知人に美術館好きとよく思われるのですが、博物館の方が好きなのです。
美術館の展示物というのはすでに完成されたもののように感じるのですが、博物館の展示物にはこれから自分が色んなことを考える資料になったり、思いもよらない造形が登場したりするため非常に刺激を受けます。

今回の博物館は池上・曽根遺跡の資料を中心とした施設です。
写真は博物館の方に確認してから載せています。



DSCF0349.jpg
ちなみに私がこのようなものを見るとき原始美術といった観点を中心としてみます。

昔の造詣って想像もつかないような姿にデフォルメされていたりして創作意欲を刺激されます。岡本太郎も縄文土器にインスピレーションを受けたといいますし、原始的なものには信じられないような力強さがあるのではないでしょうか。


DSCF0355.jpg常設展で私のツボに嵌ったのは『貝符』です。
死者に副葬するための物らしいですが、デザインといい用途といい興味深いものがありますね。
普通『符』というと木の板や紙を連想しますがそれが貝という美しく神秘性のある素材で出来ています。南方の民族展などでは貝で出来た装飾品をよく見かけますが、それが古い日本のものであると思うと不思議な感じがします。



DSCF0360.jpg
他にも気になったのが鳥の模型です。墓に写真のようなものを立てるのは対馬のほうで見られる風習だそうですが、死者と鳥との関係は私の好きなテーマです。

有名な話だと最後ヤマトタケルの魂が白い鳥になる物語はこのような信仰があったから成り立つのではないでしょうか。


展示企画は『倭人が見た龍』です。竜というだけでご飯が三杯くらい食べられそうです。
ちなみに村上健司の「妖怪事典」のリュウの項目に弥生時代のリュウの図画に関する記述がありますが、まさしくその書かれている遺跡が今回の場所です。

信仰というのでしょうか、よく分からないものに対する畏怖は古来よりあり弥生時代もその例外ではありません。私は現代に続く妖怪などに対するイメージなどは古来から続くものもあるのではないかと考えており、この時代のまじないに興味があります
キーワードは『鳥』と『性器崇拝』ではないかと思っているのですが長くなるのでその話はまたその内。

この展覧会は遺跡から出土したさまざまな竜の絵を展示するだけでなく、古来だけでなく現代の竜神信仰についての説明があり、関西在住としては紹介されている寺社にはぜひ行かねばならないと思います。
四条畷の龍尾寺では辰年のみ龍の尾を公開するらしいので数年後に見に行こうと思います。

展示の中で特に面白かったのが竜の図画の簡略化についてで、最初は大陸から伝わったものを細かく描いていたのがだんだん記号的なものになって行きました。説明がなければ竜とは分かりません。私にとってはこういうものが創作のネタになるのでその内、龍の図についてまとめようと思います。

図録も面白いコラムがたくさん載っていて満足です。

近くにおいしいケーキ屋さんもあるしまた行こうと思います。

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( 2009/03/11 20:35 ) Category お出かけ | TB(0) | CM(0) | top↑
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