坊譚

妖怪イラスト&漫画ブログ

妖怪図鑑:目次

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

押してもらえると励みになります→ 拍手する



( --/--/-- --:-- ) Category スポンサー広告 | TB(-) | コメント(-)| top↑

尼天狗(あまてんぐ)

【よいこの妖怪図鑑】

天狗は男しかいないと思われているが、女も天狗になるのだ。これを尼天狗という。

平田篤胤の「古今妖魅考」には驕慢な女が死後尼天狗となると記されており、有名な清少納言も驕慢であったため尼天狗になったそうだ。

尼天狗の外見は尼のような姿で、左右の手に羽を生やし、化粧をし、頭に蔓をかけて体は衣を着て紅の袴を履き、肩には袈裟のようなものを懸けているという。

さらに薄衣をかけて、虚空を飛ぶと記されている。

また妖術にも長けており男を女に、女を男に変えたりする妖術を使う。

「稚児今参り」という話では天狗に攫われた恋人を探す姫君を助け、二人の恋の成就を手助けする場面がある。

自らも女性として苦労した分、同性には親切なのかもしれない。

【妖怪図鑑大人向け解説↓】

尼天狗は文献では「古今妖魅考」や「源平盛衰記」に記述が見られるそうですが、絵巻では「稚児今参り」に登場するそうです。絵が欲しかったのですが、入手した資料に尼天狗の図が無かったので文献から想像しました。

「古今妖魅考」の記述はもう少し具体的に言えば、

『頬は天狗のようであっても、頭は尼法師である。左右の手に羽を生やしていても、体は衣に似たものを着て、肩には袈裟のようなものを懸けている。また天狗となっても尼法師は頭に蘰をかけ、紅粉白物のようなものを頬につけている。大眉をつくって、黒い鉄漿をつけている者もいる。紅の袴に薄衣をかけて、虚空を飛ぶものもいる』

だそうで顔も鳶みたいですが、個人的な趣味で人間的にしてみました。
蘰が良く分からなかったのですが、相良飛び葛という植物が別名「優曇華」というありがたい植物らしいのでそれをつけてみました。

男を女に、女を男に変えたりする妖術を使うという話は、古くに天狗の使うといわれていた妖術で、性別は関係ありません。
参考文献は「怪異の民俗学 天狗・山姥」です。

押してもらえると励みになります→ 拍手する



( 2009/09/04 20:35 ) Category 妖怪図鑑 妖怪 | TB(0) | CM(1) | top↑
ご意見・ご感想などご自由にどうぞ
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010/12/15(水) 23:27:07 | | # [編集]
  • URL
  • コメント
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL
http://youkaiblog.blog75.fc2.com/tb.php/313-ad7ab28c


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。