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妖怪図鑑:目次

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瀬戸大将(せとだいしょう)

【よいこの妖怪図鑑】

古来から年を経た物には霊が宿り器物の妖怪『付喪神』になると言われている。その中でも特に人の姿に似たものはよく怪異をなすそうだ。この瀬戸大将もそのような妖怪であろう。

江戸時代、様々な寺社では秘仏を公開するという御開帳が行われ、その都度多くの参拝者で賑わった。

露店が並ぶ中、見世物小屋も数多く登場し、祭りで心踊る人々を楽しませた。

その中でも文政期、江戸の浅草で行われた籠細工で作られた関羽像の見世物が大評判となった。その事により日常のありふれた物を寄せ集め人物や鳥獣、神仏などを形作る『細工見世物』が大流行した。

そんな時期の話である。ある細工見世物では燗鍋や皿、急須などの瀬戸物を組み合わせ三国志の一場面を作り興行した。

それは赤壁の戦いに敗れ、敗走する曹操を関羽が見逃すという有名な場面で大評判となった。特に関羽の人形は『瀬戸大将』と呼ばれ当時浮世絵にも描かれるほどの人気であった。

しかし何故か興行を終えてから、次の日小屋を開けると人形の位置がずれているということが度々起こった。

不思議に思った興行者が真夜中こっそり小屋を覗くと関羽と曹操の人形が争っていたという。

人形であっても同じ姿をしていると性質まで似るのだろうか。まったく不思議なことである。

【妖怪図鑑大人向け解説↓】

瀬戸大将は石燕の百器徒然袋に登場する創作妖怪です。石燕の注釈では三国志の赤壁後の敗走する曹操を関羽が見逃す場面をモチーフにしたそうです。だから瀬戸大将は関羽だそうですが、白くて髭がないので関羽っぽくないです。

個人的な好みで陶器は伊万里を参考にしました。背景は皿の絵を風景に見立てようと思い。芳年の曹操の絵の背景を模写しています。

あと背中のは急須だと思っていましたが、描いてから燗鍋という物だということに気づきました。細かいことは気にしてはいけません。

それと瀬戸大将に関する説明は完全に創作です。

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( 2011/05/18 21:58 ) Category 妖怪図鑑 妖怪 | TB(0) | CM(1) | top↑
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2011/05/20(金) 22:15:07 | | # [編集]
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